サワラ

●基本情報

分 類:魚類 > 条鰭綱 > スズキ目 > サバ亜目 > サバ科 > Scombrinae(サバ亜科) > Scomberomorini(サワラ族) > サワラ属
学 名:Scomberomorus niphonius(Cuvier, 1832)
和 名:さわら/鰆
英 名:Japanese spanish mackerel
別 名:
漁 場:
漁 法:定置・流し・一本釣り

●名前の由来・地方名

名前の由来は細長く腹が狭い「狭腹」からと言われ、サゴシも同じように「狭腰」からとされている。

●生態

水温が上がる春から秋頃にかけては表層を回遊しながら小魚などを捕食し、水温が下がると深場に移動し生息する。
産卵期は春から初夏。早まっているという情報もある。

●特徴

サワラは体長が1m以上にもなる魚で、「狭腹」と書かれるように
胴体が側扁し縦に細長い形をしている。
サワラの肉は見た目は白身だが、回遊するサバ科の一種で
肉質の成分的には赤身魚とされている。

●旬

関西では春。関東では秋から冬にかけて。

●目利きのポイント

・体に艶があり硬いもの
・目が澄んでいるもの
・切り身の場合は身割れしておらず斑紋がはっきりしているもの
身に透明感があるものは新鮮だが脂乗りは期待できない。