メイタカレイ

●基本情報

分 類:魚類 > 条鰭綱 > カレイ目 > カレイ科 > カレイ亜科 > メイタガレイ属
学 名:Pleuronichthys cornutus 
和 名:めいたがれい
英 名:Ridged-eye flounder、Frog flounder
別 名:ホンメイタ、メダカ(目高)、メジカ、マツバガレイ
漁 場:
漁 法:

●名前の由来・地方名

名前の由来は少し飛び出たような両目の間に棘があり,これに触ると痛いので「目痛カレイ」という説や眼と眼の間に板状の突起があるからという説などがある。

●生態

メイタガレイは本州から四国、九州にかけて各地の沿岸で見られる。
水深100m以浅の砂泥底で、ゴカイなどの多毛類や小さな貝類、ヨコエビなどの小さな甲殻類等、底生の小動物を捕食し生息する。
産卵期は晩秋から初春にかけてで1年で全長10~11cm、2年で17cm、3年で21cm、4年で24cmほどに成長する。

●特徴

メイタガレイは標準体長20cm程のやや小さなカレイで大きいものでもオスで全長27cm、メスでも29cmほど。
体形はカレイ類らしく強く側扁し、右側に両目が付いている。
メイタガレイの大きな特徴として、頭部、口が小さく両眼に棘状の突起が
あること、また、両目の間から後方にかけて骨性の突起がある。

●旬

産卵期が晩秋から冬にかけてなので、旬はその前、初夏から晩秋までとなる。メイタガレイは刺身など身を主に味わうため、子持ちの時期は避けた方が良い。

●目利きのポイント

体表に艶があり、しっかりとした弾力があるもの。
メイタガレイは鮮度が良いものは表面に薄く透明なぬめりがある。
鮮度が落ちると白濁したり、これがなくなって表面が乾いていたりする。
また、触ってみて、しっかりとした弾力が感じられるものが新鮮。