ホタルイカ

●基本情報

分 類:ツツイカ目ホタルイカモドキ科ホタルイカ属
学 名:Watasenia scintillans
和 名:
英 名:Firefly squid
別 名:
漁 場:
漁 法:

●名前の由来・地方名

1905年(明治38)に動物学者・渡瀬庄三郎博士が富山県を訪れ
蛍のように光るイカを見て地元「越中」での地方名をもとに命名。
学名も渡瀬博士にちなむ。

●生態

産卵期は、各地で一年を通して行われる。
産卵は日暮れから、浅瀬に来て行われる。
2週間ほどで孵化、潮にのってやや北上。外洋の表層、中層に棲息。
昼間は水深200 〜600メートル前後にいて、
夜になると浅い30〜100メートルあたりに浮き上がってくる。
1年でまた成熟し、交接、産卵して死んでしまう。

●特徴

春に生まれ、翌春に産卵期を迎えて約1年で一生を終える。
腕や腹部に発光器を沢山もち、蛍と同じように青く光ることから
ホタルイカと呼ばれるようになった。

●旬

旬は漁の盛期でもある春
ゆでるとワタに旨みがあり、身にはほどよい甘みがある。
ゆでても柔らかい。

●目利きのポイント

ゆでイカは膨らみがあって、表面につやのあるもの。
生イカは透明感のあるもの。