ヒイカ

●基本情報

分 類:動物界 – 軟体動物門 – 頭足綱 – 鞘形亜綱 – 十腕形上目 – ツツイカ目 – 開眼亜目 – ヤリイカ科 – Loliolus(ジンドウイカ)属
学 名:Loliolus japonica
和 名:じんどういか(神頭烏賊)
英 名:Japanese squid (squidはツツイカの仲間を総称するような使いかたをされる英語)
別 名:ヒイカ、ボウズイカ
漁 場:
漁 法:

●名前の由来・地方名

●生態

ジンドウイカは北海道南部から本州、九州、四国の沿岸から東シナ海にかけて分布し、春から夏にかけてが産卵期で、各地の沿岸に寄り、水深10m以下の海底に60~70個の卵が入った指のような形の卵嚢をいくつも産み付けます。寿命は1年程ではないかと推察されています。

●特徴

ジンドウイカの大きさは大きいものでも胴長(外套長)12cm程で、
三角のエンペラの長い辺が胴の半分近くまであります。
2本の触腕は胴長より長く、第2、3腕が他の腕より太くなっています。

●旬

小さいこともあり季節による味のばらつきはあまりない。
産地によってばらつきがあり、春から夏というところや冬から春にかけてというところに分かれる。兵庫県でいうと夏。

●目利きのポイント

・真っ白いものは避ける
ジンドウイカは水揚げ直後は白っぽいですが内臓が分かるくらいの
透明感があります。それが時間とともに赤みが現れ、さらに鮮度が落ちてくると全体に透明感のない白になってきます。買うときはそこまで白くなっていない、まだ赤みがある物がよい。